松庄花壇

今日は、牛久シャトーと小川芋銭の「雲魚亭」についてご紹介します。

まず、牛久シャトーについてです。このシャトー（フランス語:château）とは、主としてフランス語圏で使われる語で.

王族や貴族の住居のことです。日本でこの「シャトー」が使われているのは「牛久シャトー」だけだそうで、建物は、国の重要文化財

に指定されています。

正式には「シャトーカミヤ」として誕生したワイン醸造施設です。地元では「牛久シャトー」の名称で親しまれています。

この「シャトー」は一貫生産醸造所で、現在は、原料を生産するブドウ畑の大部分が残っていませんが、一部が僅かに当時

の姿を残しています。

「牛久シャトー」の入口と外観です。

中庭からは、レンガ造りのワイン醸造蔵が見えます。

現在は歴史博物館として、当時を忍ことができます。

ワイン醸造蔵の内部です。大きな樽が並び圧巻です。

シャトー内には、レストランやバーベキュー広場もあり、春先は、園内の桜の大木がの下で、多くの方が舌鼓を打つ姿が

見られます。

【雲魚亭】

続いて、牛久沼の湖畔にたたずむ　画家の小川芋銭のアトリエ「雲魚亭」についてご紹介します。

芋銭のアトリエ兼居宅として昭和12年に新築されたのが「雲魚亭」です。

「河童の芋銭」の異名を持つ小川芋銭はその名の通り、多くの河童を描いた画家として知られています。

芋銭は、本格的な日本画を目指し、川端龍子らと珊瑚会を結成。横山大観に認められ、日本美術院同人となりました。

昭和63年、生誕120年記念祭の折、遺族から牛久市に寄贈されたのを機会に「小川芋銭記念館」として

一般に公開されました。複製画や芋銭の愛用品が展示されています。

河童の碑

牛久沼の風景です。天気の良い日の夕方、夕焼けが湖上を染めて黄昏の時間が過ぎてゆきます。

ぜひ、一度行ってみて下さい。

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